泌尿器科臨床の専門誌に掲載されました

医療関係者向けの専門誌『臨床泌尿器科 64巻11号(2010.10)』に
院長の論文が掲載されました。

同誌の特集『外来で行う泌尿器科手術—私のテクニック 』に、
『包茎手術』に関する論文を寄稿したものです。

こちらで、その概要をご覧いただけます。

臨床泌尿器科 64巻11号(2010.10)
外来で行う泌尿器科手術—私のテクニック
包茎手術(飯ヶ谷 知彦)
http://medicalfinder.jp/ejournal/1413102130.html

上記の要旨文には少し難解な用語も含まれていますが、
いいがやクリニックのホームページに掲載している
コラム「泌尿器科へいらっしゃる前に」でも、
医療からみた「包茎手術」の考え方について説明しています。
ぜひ、ご一読ください。

» 泌尿器科へいらっしゃる前に


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熱中症にお気をつけください

今年ほどの猛暑の年は記憶にありません。高温多湿の日本ですから、熱中症にはくれぐれも気をつけてください。

熱中症と呼ばれる以前、こ の症状は「熱痙攣」「熱疲労」「熱射病」と分類されていました。この中でも「熱射病」は体温調節が利かないほど脱水がひどく(細胞内脱水)、意識障害を伴 い死に至ります。水分をよく摂り(できれば体液に近いスポーツドリンクのようなもの)、お味噌汁と水分を十分に補給してください。そして、風通しをよく し、体を冷やすことが予防になります。
高血圧のある方でしたら、スポーツドリンクでなく、通常の水分でかまいません。結果的には塩分制限していることになるので、血圧も十分下がります。

いずれにしても、「熱痙攣」(こむら返りや頭痛など)、「熱疲労」(吐き気、だるさ、頭痛など)は、冷やすこと、お味噌汁、水分を十分に補給することで対処できます。
基本的には、熱中症の本体は「脱水」ですから、目安は「十分に尿の量が確保されているかどうか」です。水分を摂っても、それ以上に発汗していれば尿量は確保できません。血管内脱水から、間質の脱水、そして、最後は細胞内脱水へ移行するのが熱中症なのです。

若い人にたまに見られるのが、果汁飲料の摂り過ぎ(ペットボトル症候群)を原因とする糖尿病と、食中毒を併発した熱中症です。食中毒をおこすと、ただでさ え、下痢、嘔吐のため、脱水になりがちです。そこで、十分に水分が摂取できないうえ、暑いところにいると脱水がひどくなり、熱射病と同様の症状が起きま す。飲食物の賞味期限には十分注意してください。

ところで、熱中症も怖いのですが、クーラーのつけすぎによるクーラー病も実は多く見られます。朝起きると、だるく、頭痛がするといった症状です。また、クーラーで冷やしすぎたための夏風邪も多く見られます。

今年のような暑い夏は、扇風機や冷やしすぎないようクーラーをうまく使って、十分に水分をとって乗り切ってください。


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2010年の目黒泌尿器科医会活動について

私も所属しています目黒泌尿器科医会は、年数回の勉強会を行なっています。

これは、目黒区の泌尿器科開業医の先生方、5大病院(東邦大学大橋病院、東京共済病院、厚生中央病院、三宿病院、東京医療センター)の先生方に集まっていただき、その道の第一人者をお招きして、講演をお願いするものです。

本年3月には、藤田保健衛生大学教授 白木 良一先生のご講演を賜りました。先端医療として認可された「前立腺がんに対するロボット支援手術」のポイントを、ビデオを使って丁寧に説いていただきました。
また、前立腺がんの手術法である、従来からの「開腹手術」、その後登場した「腹腔鏡手術」、最先端の「ロボット支援手術」、各々の利点、弱点を解説していただき、私たちもすっきりと頭の中が整理されました。

また5月に、これは目黒区医師会の学術講演になりますが、帝京大学医学部教授 堀江 重郎先生に「夜間頻尿」の怖さをご講演いただきました。あらためて夜間頻尿と生活習慣病、ストレスとの関連を教えていただき、毎日の診療の一助としている次第です。

この7月には、香川大学医学部教授 筧 善行先生にお越しいただいて、「前立腺がんのPSAスクリーニング」および「PSA監視療法(Active Surveillance)」の70歳以上での有効性を承りました。
PSA(前立腺特異抗原)とは、前立腺細胞に含まれている蛋白分解酵素で、血液中に含まれる値によって前立腺癌の進行度を計る、いわゆる腫瘍マーカーの1つでもあります。
先の「監視療法」は、早期の前立腺がんに対して手術を即断するのではなく、このPSA値の推移を監視しながら経過を見るというもの。ケースによっては、手 術など根治治療の時期を延ばせることもあります。あらためて「高齢者は何が何でも手術」という自分自身の認識の甘さに気づき、勉強させられました。

次回は、11月に岡山大学医学部 公文 裕巳教授に講演をお願いしています。

前立腺がんについては、こちらもぜひご参照ください。
» 泌尿器科へいらっしゃるまえに


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肺炎球菌ワクチンの再接種が認可されました

高齢者にとって肺炎は、重症化すれば命に関わる病気です。また、大流行しているインフルエンザをきっかけに、肺炎を起こすことも少なくありません。

 高齢者の肺炎の原因で最も多いものの1つが、肺炎球菌への感染。この肺炎球菌による肺炎の重症化を防ぐのが「肺炎球菌ワクチン」です。65歳以上の方には、接種が推奨されています。

 肺炎球菌ワクチンの免疫(効果)が続くのは約5年間。従来は再接種すると副作用が発生するとされ、1人1回限りしか接種することができませんでした。
 しかし、実際は5年以上経過すれば副作用の影響もほとんどないのです。

 そこで、この10月19日より「肺炎球菌ワクチンの再接種」が厚生労働省に認可されました。前回の接種より5年以上の間を空けていれば、2回以上接種できるようになったのです。

 ちなみに、この件は新型インフルエンザの対策とともに審議されたようです。高齢者の皆様には朗報ですが、同時に肺炎のきっかけとなりやすい風邪やインフルエンザの予防にもご注意いただければ幸いです。


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セックスレスが少子化の原因?日本性機能学会での報告より

去る9月17〜19日、日本性機能学会 第20回学術総会が開かれました。
その中で、文化人類学の森木美恵先生(元日本大学人口研究所、現国際基督教大学准教授)が「少子化の原因」に関して興味深い報告をされていましたので、ご紹介しましょう。
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